「ノーカントリー」、そしてバルデム

H・バルデム

先日見たかった「ノーカントリー」を見た。
いやはや、オスカー助演男優賞を獲得したハビエル・バルデムさん!怖いですね〜、非情ですね〜、冷酷ですね〜、なんかそんなありきたりな言葉を超えてるくらいの怪演、狂演、恐演でしたね〜。何しろ冒頭からすご〜い熱い、暑い、厚い!個性バンバンよ。そして監督の鬼才コーエン兄弟の度肝を抜く音や映像での恐怖感を迫る演出。最後まで釘付けにさせる。

バルデムの出演作はキューバ出身の亡命作家を描いた「夜になる前に」。
やはりこれも実在の全身障害を負った主人公を描いた「海を飛ぶ夢]。
トム・クルーズの「コラテラル」…しかしこの映画だけはJ・フォックスは覚えているが、バルデム氏の記憶がない。
かなり以前にDVDで「電話でアモーレ」
どの作品もそれぞれの人物をバルデム独特の味付けをして仕上げている。スペインの役者の味付けはマイルドでない個性が強くて好きだなぁ。