今年最後の勉強会

第30回勉強会

昨日はわが教室の今年最後の勉強会だった。

今回で30回・・・多くの生徒さんが煌くような名曲の数々を歌った。
わが教室は世界のいろいろなジャンルの名曲をレッスンしている。あらゆるジャンル・・・というわけではない。しかし名曲と呼ばれるものには今まで息づいてきたパワーがすごい。一過性でない時を経てもなお心を揺さぶるパワーだ。
そういう曲だからいざ歌ってみるとこんなはずじゃなかったと思うくらい難儀する。
またその人その人の喉がある。地声がきっと魅力的になるだろう喉、ファルセットがきっと美しく響くであろう喉、それぞれあって、個人個人の個性を一番表現できる声を見つけるまで、そしてその声を磨くことには長い道のりがある。
声を磨きながらその名曲にトライして自分を見つけ出す。それも生徒さんと相合傘さして!お互いの根気の要る努力の道のりだ。何度も何度もハードルを越えようとしては失敗、泣きもはいる。しかし必ずトンネルはどんなにながくても出口があるのだ。そしてまた新しいトンネル・・・。その繰り返し、でも歌心によって輝ける自分発見の旅は平坦でないほど喜びも多い。

また来年も生徒さんの宝探しを楽しみにしている私である。