「麦の穂を揺らす風」、「マイティ・ハート/愛と絆」

麦の穂を揺らす風

映画「マイティ・ハート/愛と絆」を見てきた。(本当は来年公開予定の「アメリカン・ギャングスター」の予告編!を見るために「ボーン・アルティメイタム」を見るはずだったのに時間変更してあって本編は見られる時間だったが、予告編には間に合わず・・・(涙)予定変更した)

ジャーナリストの夫がテロ組織に誘拐され、殺害される…、実際にパキスタンで起こった事件。アルカイダビンラディンイスラム教、ユダヤ教…、宗教観の違いがこうも残虐な行為を繰り返されなければならないのか・・・。
アンジェリーナ・ジョリーの熱演もこの作品の緊迫感を引っ張っていた。

そして前後するが、劇場公開を見逃してしまった「麦の穂を揺らす風」をDVDレンタルで見た。
ケン・ローチ監督…。「カルラの歌」をみて以来ファンだ。いつも社会の底辺にいる人々に暖かな視点と、社会に対する鋭い批判を突きつけるイギリスの優れた監督だ。
この作品は1920年代のアイルランド独立戦争を題材にしている。占領国イギリスとその圧制から独立を望む国アイルランド…これはどこの国にも起こっていた、又起こりうるやはり人間の残虐性。

方や国=民族、方や宗教・・。永遠に解決されないのか?