第28回勉強会

終わってホッと!

昨日は我が教室の年3回ある今年初めての勉強会であった。
もう28回もたったのだ・・と感慨深かった。何人の生徒さんが歌っていっただろう。
その中にはいろいろなそれぞれの思い出がたくさんある。歌を通じての出会いの嬉しさ、楽しさ、厳しさ、辛さ。
私の、そして生徒さん自らの選曲は果たして正解だったか否か?選曲は非常に難しい。十分機が熟してないときに選曲ミスするとのど自体に非常に負担をかける、又カッコだけで歌ってしまう。素材の発声を大事にしないで寿命を短くしたり、物真似はいらない。
ほんとうの自分の歌を発見できなくなる。
又、初めは本人がピンと来なかった曲でも、レッスンを重ねる毎に(我が教室の生徒さんは手前味噌でなく皆、レッスンに対する姿勢が真摯だ。)曲と仲良くなり始め最後にはしっかり自分の歌として掴んでいく。
これはレッスンを受けてる本人もそうだが又私もこの上ない幸福感を味わわせてくれる。

私がそうだからでもあるけれど、どんなにぶきっちょでもいい。
基本に丁寧に、そして根気強く「自分歌!」を見つけてそれぞれ十人十色の「顔!」の見える歌を歌ってほしいと願っている。

いい会であった。生徒さん、お疲れ様!
そしてピアノの林 梓氏、最後まで一人一人の歌を…なんてたって我が教室はジャンルが多くて日本歌曲が終わったら、タンゴだ、スタンダード、ハイ、ドイツリートだってな調子でめまぐるしく変わるのでピアニストは大変…包み込むように大事に支えてくださった。それにしてもいつもながら前日のリハーサルから決して手を抜かれない、これぞプロ!感謝!