飛鳥山公園→旧古河庭園→六義園

飛鳥山公園

いろんな方からのお花見情報を聞いてご多分に洩れず、私も今年は桜見物となった。
多摩川から南北線が開通して以来今まで足が遠のいていた王子、赤羽、駒込方面が直通で行けるようになった。
王子で下車するとすぐ飛鳥山公園(8代将軍吉宗が桜を植えてから名所となったらしい)、快晴に恵まれて平日だというのにかなり人が出ている。夜桜準備の新入社員と思しき若者が場所取りしてたり、親子ずれ、中高年のご夫婦、グループ、会社のお花見会等…。小さい頃はお花見の光景ってあまり好きじゃなかった。、桜よりも色の濃い桃の花の方が好きだったし、酔っ払いがいっぱいっていう印象で。でも桜のあの淡色のよさが大人になるにつれわかってきた。それにこの頃は度を越している酔っ払いも少なく(昼間ということもあるのだろうけど)品行方正?な呑み方みたいだ。
次に向かったのが(歩いても行けたのに)西ケ原で下車して旧古河庭園。大正初期の代表的庭園だそうだが、昨年行った上野の旧岩崎庭園のイギリス人設計家によるものらしく洋館の建物と日本庭園の和と洋のよさを生かしたなかなかの庭園。バラが有名なのかバラアイスが美味しかった。
そして歩くこと20分弱、5代将軍綱吉が柳沢吉保に作らせた枝垂桜で有名な六義園。生徒さんが一週間前に行ったときが見頃だったそうだ。昨日はだいぶ花びらは落ちていたが、そのほかの桜は花もそうだが木が見事、樹齢に、歴史の重みを感じさせる。
帰りにサイフォンコーヒーの美味しい喫茶店でこの日の公園めぐりを締めくくった。