ラッセル君の「ワールド・オヴ・ライズ」

「ワールド・オヴ・ライズ」

見てきた、見てきた。太っちょラッセル・クロウ君!
役柄で太らされたそうでパンフレット(インターネットのお陰で十分作品の構成が紹介されているからほとんど以前のように買わなくなったが、ラッセル・クロウの出演するのは全部買ってるわよ〜…ファンなら当たり前でしょ!…はい、そうでした)で88キロを112キロに!したそうだ。オスカーに初ノミネートされた「インサイダー」でも実年齢よりかなり老けた役柄であの時も体重2.30キロ増やして臨んだとか。その後オスカーを獲得した「グラディエーター」で同じキロ数を減らしたそうだ。いやはや体には絶対よくないよ。

「誰も信じるな、誰でも騙せ」と副題が付いている。中東のテロ組織を追跡する男たちの物語である。スパイ活動は信頼と裏切りが表裏一体である。まさに偽りの裏のまた裏をかく・・・。そんな世界のCIA主人公がディ・カプリオ君、その彼をあざといまでに利用し平気で裏をかく上司が我がラッセル君。今回は完全に彼は脇に徹している。嫌味な役柄を又うまいね〜、演じてる。
太っちょラッセル君と正反対のヨルダンの情報局長演じたマーク・ストロング氏、こりゃ儲け役だわ。スタイリッシュでまぁ、かっこいい役だもん。でも、私はラッセル!よ。ド〜ダ!(>_<)
新作「3:10 To Yuma」はいつ公開されんの?

しかし出世作[L.A.コンフィデンシャル」の熱血刑事バド・ホワイトの時のような爆発力ある役も又演じてほしいよ〜。

今頃になってだが、「レッド・クリフ」と「ブーリン家の姉妹」をちょっと前に見てきた。三国志を読んでない私は結構見せ場もバランスよく見応えあったが、三国志を読んでる夫は如何に劉備と結束したかと言う工程は全く省かれていたのが不満そうであった。ただどんなキャラクターか読んでないからわからないけど諸葛孔明を演じた金城君は貫禄不足だよ。軍師という器じゃないな〜。又トニー・レオン演ずる周瑜と妻小喬の夫婦愛の素晴らしさを描くのに何であんな濡れ場シーンが必要なの?(同じトニー・レオン主演の「ラスト・コーション」のかなりきわどいシーン…あれは納得できる)その2つは首をかしげる

「ブーリン家の姉妹」こちらはイギリス王室の歴史物。ヘンリー8世の王妃と妾になった姉妹の物語。コスチューム物は結構好きだ。しかしヘンリー8世の威厳のなさ(しかしまぁ、貫禄ない王だね〜)又ナタリー・ポートマン嬢演じるアン王妃の心の変化の描写不足(これは彼女よりも演出のせいだと思う)。
スカーレット・ヨハンソン嬢もみなそれぞれきれいね〜。だけど作品は共感しないなぁ。